名刺リニューアル例_色を変えると印象も変わる、反応も変わる
●ブログのデザイン変えました
●名刺リニューアルしました
●プロフィール写真変更しました
など、ブランディング勉強会の第一クールにご参加された方から実践の報告をいただき、嬉しく思っています。
今日はそんな報告の中から、リニューアル前後の名刺の掲載を快諾してくださった、心理カウンセラーの吉田亮介さんの名刺をご紹介。
【変更前】
●全体の印象
文字サイズは全体を見てもほぼ同じでメリハリがない。
ごちゃごちゃっと、たくさん書いてある印象。
*伝える側の心理
⇒伝える側は、ついつい、あれもこれも伝えたいと限られたスペースにたくさん書きたくなります。
(私も以前はそうでした)
*見る側の心理
⇒あれこれ書いてあると、よほど関心がないと途中で飽きる。または、最初の時点でたくさん書いてあることにぐったりして読まない。
●色のイメージ
使われいてる色は、赤&ピンクの同系色の色味。
*ピンクの心理イメージ⇒女性性、愛情、やさしさ
*赤の心理イメージ⇒行動的
色単体を見ていると色彩心理的に見てもOKの色、NGの色ではありません。
ただ、同系色の色合いは「なじんでしまう」ので、インパクトに欠けます。
赤字で書かれている部分、背景が白でなく、薄いピンクになっているので、見たときのコントラストが低く、視認性に欠けます。
(文字を見てパッとメッセージが目に入ってこない。)
そのため、一番伝えたいメッセージが読みづらくなっていて、もったいない。
【変更後】
●全体の印象
変更後は、パッと見たときにすっきりして、名前が目立つようになりました。
⇒記載する内容を絞ったことで、すっきり見やすくなり、伝わりやすい名刺に。。
●色のイメージ
使われいてる色は、ブルー&オレンジの「補色」と呼ばれる配色(色の組み合わせ)。
*「補色」の配色は、「目立つ色の組み合わせでインパクトがある」のが特徴。
使っている面積は少ないですが、印象に残りやすい色です。
*ブルーの心理イメージ⇒冷静さ、信頼…など
*オレンジの心理イメージ⇒楽しさ、元気…など
誠実に対応してくれそうなイメージと、解決して元気が出そうなイメージが伝わりますね!
興味関心を持った方は、 「どんなメニューがあるの?」 と気になって、もう少し情報が欲しい! と思うかもしれません。
そうはいっても、これ以上の情報を記載すると、せっかくの効果が半減。
そこで、どう解決したのか….というと。
【2つ折り名刺へ変更】
これで、必要な情報はしっかり入っていながらも、読みやすい名刺に変わりました。
吉田さん、事例を提供していただきありがとうございました。
※この記事は、2つ目のアメブロ(xn--dck0a5dvc1escc)の記事を移行したものです。
松下一子のプロフィールはこちら
松下一子へのお問い合わせはこちらから